PLDC小ネタサルベージ
(連作編1)


Written by にゃん

[長文]悲しみのズンドコ・・・


それは3月13日PM23:05から話さねばなるまい・・・


にゃ:「おろ?留守電が入ってる。」

≪ Answering the telephone message ≫

電話:【めっせーじハ 1 ケンデス。】 ピーーーー♪
由香:『なぁんだ、いないのか。まあいいや、明日は何の日か憶えてんでしょうねぇ。
    昔から“お祝い百倍返し”って言うしさ。結構期待してるからね!じゃ。』
にゃ:「・・・ホワイトデーがお祝いか?それに百倍って・・・。ふっ、でも準備はOKさ!
    この日のために特上の1個を用意し・・・」

≪ プルルルルルルル♪ ≫

にゃ:「ん?誰だこんな夜中に・・・」
千紗:『はあぁい♪あなたの千紗都だよ!』
にゃ:「ひょっ?」
千紗:『ムッ、なによ!人の顔見るなり、その“ハトが豆ランチャーくらったような”顔は!』
にゃ:「うっ・・・、いや、何でもないです・・・。何か御用で・・・?」
千紗:『あぁ〜ら、ずいぶんとご挨拶ですこと。いったい明日は何の日だろうねぇ?』
にゃ:「・・・ホワイト・・・デーだっけ?」
千紗:『うんうん、ちゃんと知っているではないか。で?』
にゃ:「・・・で?」
千紗:『・・・これ以上言わせると、ほんっっっとに怒るからね!』
にゃ:「あは、あはははは・・・、なに言ってんだよ千紗都。ほら見て!これ君のために用意した特上の
    ホワイトデープレゼント!」(うわあぁぁぁ、俺のバカァァァ!)
千紗:『なんだ、あるじゃん。やっぱそうだよねぇ、あたしのバレンタインチョコ食べておきながら、
    まさかお返し無しなんて、ちょっと自殺行為だよねぇ。』
にゃ:「あ、当たり前じゃないか・・・。ほら、昔から“お祝い百倍返し”って言うし・・・」
千紗:『ふむふむ、良い心掛けだよ。キミって本当にいい奴だよね♪』
にゃ:「・・・」
千紗:『でわでわ、そういうことで楽しみにしてるからね♪』

≪ ツーツーツー・・・ ≫

にゃ:「まずい。絶対まずいゾ!彼女が2人(爆)でプレゼントは1個・・・。加えてもう金が無い。
    考えろ!考えるんだ!何かいい手立てがあるはずだ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    そうだ!この前由香がくれたメカが役に立つかも知れない。たしかこの辺に・・・・・・・・
    あった。[テレポーダイ]の失敗作!」

【 説明しよう![テレポーダイ]とは、由香が発明した瞬間物質転送機である。しかし、試作段階で
  致命的な欠陥があり、微分化されたナノ粒子が半分しか転送されず、気薄な物質が転送元・転送先
  に再生されるものである。 】

にゃ:「これを使えば、1個のプレゼントが2つに・・・ヒッヒッヒッ・・・。ポチっとな!」

≪≪≪ ヒュイイイィィィン・・・ボヒュ☆ ≫≫≫

にゃ:「“ボヒュ”?って・・・まさか!あああああぁぁぁぁ・・・・・・、プ、プレデントがぁぁぁ・・・」

この後、彼女たちとはこの一言ずつしか話していません。
にゃ:「由香。あのね・・・」
由香:「・・・最低」

にゃ:「千紗都。実はさ・・・」
千紗:「バイバイ!」


あぁ・・・もう立ち直れない(;;


Written by たけぽん

何言ってるんですかにゃんさん!
「こんなことがあろうかと用意しておいた」
"リフレ○ターディバ○ス"を使う時ですよ!
にゃんさんが持っていることはわかってるんですからね。


Written by にゃん

そ、そうか!そうですよ、たけぽんさん!
ぼくには時間軸を可逆化させる“リフレ○ターディバ○ス”があったんだ!
宝玉もすべて揃っているし、これを使えば並列世界へジャンプできる・・・。

にゃん:「・・・よし、これで・・・」

≪ シュイイイィィィィ・・・ン ≫

☆ ドサッ

にゃん:「あいてて・・・・、相変わらず着地点が高いと言うか・・・ん?どこだ、ここは?」
ユ○ノ:「パーパ!」
にゃん:「澄みきった空に、うっそうとした森林・・・」
ユー○:「ねぇ、パパァ・・・」
にゃん:「そしてこの高台から望める広大な砂漠地帯・・・」
○ーノ:「パパったらぁー」
にゃん:「聞こえてくるのは鳥のさえずりと、ユ○ノの声・・・って、どわああああぁ!」
ユ○ノ:「もう、どうしたの?さっきからユー○が呼んでるのに。○ーノのこと嫌いに
     なっちゃったかと思ったでしょ。」
にゃん:「違う!違うんだあぁぁぁ・・・。おれは自分の世界に帰るんだ!!」
ユー○:「じゃあ、ユー○もいっしょに行く!」
にゃん:「だああああぁぁぁぁぁ・・・」


=============== 並列世界転移中 ===============


すみません、管理人さま。この小ネタまずかったら消して・・・


Written by たけぽん

にゃ、にゃんかあっちの方へ飛ばされちゃったようですねぇ。
あ、龍○寺は私がぶち倒したので大丈夫っス。
そんじゃ、私は代歩と一緒に世界の果てで待ってますんで(爆)。
(すげー過去ネタ・・・)


Written by にゃん

[長編小ネタ]「いっけぇぇぇ、アァカシックゥ・バスタァァァ」(本文と関係なし)

由香:「ねぇ、にゃん。あのさ・・・・・・あっ、やっぱいいや。」
にゃ:「ムッ、何だよ。語りかけておいて途中でやめるのは、なんか気分悪いゾ!」
由香:「いや、ごめん。ほんとにいいんだ。にゃんに聞いてもムダだから・・・」
にゃ:「(追い討って、気分が悪いんだけど)」
千紗:「なになに?あたしに何でも聞いてごらんなさい?」
由香:「え?う、うん・・・。千紗都でもなぁ・・・」
千紗:「ん?この設計図は・・・ふむふむ、アカシック理論から時空情報に干渉する仮説構造ですな?」
由香:「!!!。わかるの!?」
千紗:「むぁ〜か〜せ〜て〜。」
由香:「ここの部分。ほら、この『アカシックの情報体』の一説がどうしても理解できないの。訳せる?」
千紗:「オッホン!では説いて進ぜよう。そもそも『アカシック』とはサンスクリット語『アーカーシア』に由来して、仏教では『虚空蔵』と訳されるもの。意味としては文字通り虚空のように無限にものの入る蔵ということで、通常は『無限の知』を収めたものとして解釈されるの。」
由香:「ほほう。」
にゃ:「???」

千紗:「例えば仏教でいう『虚空蔵菩薩』はヒンドゥー名を『アーカーシアガルバ』といい知識を司る神格であったりするわけ。これが西洋神秘学に触れるとすーこし性質が変わり、宇宙に存在するすべての情報が過去現在未来永劫の時間に渡って、ことごとく記録されている無限情報体として『アカシック・レコード』という概念が生まれるの。これに接触できればおよそ全宇宙のことで知られないことはないという、究極絶対のデータベースみたいなものに行き着くわけ。また逆にこれに干渉して記録を書き換えることができれば、現実世界の事象はその書き込んだ通りに変化するの。だから時間も空間も思いのままに操ることができるってことになるわね。」
にゃ:「∞♂〒√♭☆?」

由香:「なるほど。と言うことは『アカシック』原理を利用すれば、いや正確には『アカシック・レコード』に干渉することができれば、時間軸と情報体が不可逆でないという理想論が成り立ち、無理矢理に『世界自体を書き換えて』しまうことも不可能じゃなくなるわけね?」
千紗:「そーゆーこと!」
にゃ:「・・・・・・・・・・・・・・(ドサッ☆)」

千紗:「あっ、にゃんが倒れたゾ!あら、あららららら?後頭部から煙が出てるではありませぬか。」
由香:「後頭部・・・?あぁ、それこの前あたしが試験的に付けた“補助頭脳器”の『脳無い革命君』よ。チッ!やっぱ、理系中枢のスクリプトが弱かったか。」
千紗:「ま、いっか。ほっとこぅ。」
由香:「そうだね。これでさ、干渉後の『アカシック』に相対時間を書き込む方法なんだけどさ――――」
千紗:「――――――――、――――――――――――。―――――――――――――!」
由香:「――、―――――――――――?――――――――。」

にゃ:「(クスン・・・、誰か『脳無い革命君』をはずしてくりぃぃぃぃ)」


Written by たけぽん

た「ふう、今日の昼の焼肉定食は値段の割にボリュームがあって
美味かったなぁ・・・」
ぴょろろろろろろろ・・・
た「ん?緊急指令コールだ。まさかNORVの残党?」
代「大変よ!にゃんさんが頭から煙を噴いて倒れたそうよ!今すぐ急行して!」
た「にゃ!?にゃんだそりゃ?(・・・恐らく由香の仕業だな)わかった。今すぐ急行する」
たったったったった・・・
〜途中割愛〜
た「この辺だったハズだけど・・・あった」
ピンポーン
た「ごめんくださーい」
がちゃり
千「あ、たけぽんさんではありませぬか。キミんとこのワタシは元気かえ?」
た「うん、まあ元気だけど・・・にゃんさんが倒れたって言うから・・・」
千「あぁ、そのこと?大丈夫だって。いま岡野博士が改造してるから」
た「か、改造って・・・」
千「あ、治療だった。見てみる?なかなか凄いんだから」
た「そんじゃ、おじゃましまーす」
とたとたとたとた・・・
千「お〜い、たけぽんさんが参られたぞよ」
た「にゃんさ〜ん・・・生きてますかぁ〜?」
由「あ、たけぽんじゃない。久しぶり〜。ひな祭り以来かな?」
た「う、うん、そーだね。で、にゃんさんは?」
由「ほら、そこに寝てるでしょ。全く、ちょっと難しい話題するとすぐにこうなんだから」
た「なんか煙噴いたって聞いたんだけど」
由「あぁ、これね」
た「何それ?」
由「ふっふっふ。よくぞ聞いてくれました。これは『脳無い革命君』といって画期的な補助脳なのであ〜る。これは宿主の脳と直接結びつき、脳の働きを当社比で30%以上UPさせるというもので、しくみは・・・」
た「(頭がくらくらしてきた)で、煙を噴いちゃったのは何故?」
由「・・・まだ理経中枢の学習機能の働きが不十分だったみたい。過度の情報に耐えられなかったみたいね」
た「んで、取り外せるの?」
由「それがねぇ、ちょっと脳との接続が複雑になっちゃったせいでナカナカ難しいのよねぇ。・・・なんとかならない?」
た「ふう、そう言うだろーと思ったよ。そんじゃ、私のスタンド能力で・・・」
千「えぇ〜?スタンドォ〜?見たい見たい!」
由「・・・・・・」
た「そんでは。・・・じゃましないでね」
<たけぽんのスタンド、「早レス3四郎」が発動した!属性は近距離タイプ。昼間にしかその力を発揮することが出来ない。
得意技は早レス(笑)>
た「そ〜っと、そ〜っとこの機械を外して・・・っと」
千「何?なんも見えないよぉ」
た「スタンド使いにしか見えないから当たり前だってば」
千「えぇ〜、つまんないよぉ」
た「・・・これで良しっと。ホラ、由香。にゃんさんはしばらく眠ってると思うけど、じきに目を覚ますから」
由「サンキュ。・・・疲れたでしょ。ジュースでも飲む?」
た「あ、それではお言葉に甘えて」
由「今持ってくるからね〜・・・(ニヤリ)」
・・・・・・・・
た「ふう、ごちそうさま。そんじゃ私はこれで帰る・か・らら?」(バタッ)
由「ふっふっふっふっふっふ・・・」
・・・・・・・・
た「ん?」(ガッチャガッチャ)「なんじゃこりゃぁ!」
由「お目覚めかな・・・」
た「ちょ、ちょっと由香、冗談はヨシコさん。なんの真似かにゃ?」
由「ちょっとした科学的探求心ってやつ。スタンドなんて非常識なモノ、このアタシが解明してやるわっ!」(キラーン★)
た「ななななにを・・・た、たすけてぇ〜、にゃんさ〜ん!千紗都ちゃ〜ん!」
由「にゃんはまだ寝てるわよ。麻酔でね」
千「ごめんねぇ、由香がスタンドを解明したら私にもスタンドが見れるようになるメガネ作ってくれるって言うから。『科学に犠牲はつきものだ』って、こういう時に使うものだったんだねえ」
た「うわ〜っ、シャレになんねぇ〜!」

BAD END


Written by にゃん

あれから数時間後・・・

にゃ:「ん・・・、んん・・・(まぶたが重い)」
由香:「あっ!にゃん、気が付いた!?心配したんだからぁ。」
千紗:「・・・(うそばっか)」

にゃ:「あ、あぁ・・・えーと、おいらは何をしてたん・・・☆つっ、頭が・・・」
由香:「もう、無理しないで。もうちょい、横になってた方がいいわよ。」
にゃ:「うん・・・。でも、なんか頭がスッキリしたというか、軽いというか・・・」
千紗:「・・・(きっと『脳無い革命君』に食べられちゃった分だろうなぁ)」

にゃ:「夢・・・だったのかなぁ。全身緑色の人が、何かを訴えていたような・・・」
由香:「あはは・・・。考えるのは明日。今日はこのままゆっくりお休みなさい。」
にゃ:「あぁ・・・、そうするよ。・・・今日の由香って、とってもやさしいんだね。」
千紗:「・・・(騙されてるとも知らずに)」

由香:「おやすみ、にゃん。」『千紗都!ちょーっと来て・・・』
千紗:「(しえぇぇ・・・、聞こえちゃったみたい)」
由香:『千〜紗〜都!』
千紗:「はひ!ただいま。(えーん、こわいよほほほぅ)」

≪ to be continue the next day ≫


Written by にゃん

≪ 昨日の続き(まだやるんかい!?(爆)) ≫

由香:「にゃぁん くぅん!?」
にゃ:「<ビクッ>はひ・・・、(嫌な予感)な、なんでございましょう・・・?」
由香:「なぁんか このあたしに隠してることは なぁいかなぁ〜?」
にゃ:「え!え?いや、別に、何も、そんな、隠し事なんて・・・」
由香:「あるわよねぇ!!」(シャキーン♪:爪)
にゃ:「『スタンド使い』です。おいら・・・」
由香:「うむ、よろしい。では、あんたの知ってるスタンドに関する知識、全部隠さずに話しなさい。」
にゃ:「あのぉ・・・全部話したら・・・解体・・・しない?」
由香:「考えておくわ。」
にゃ:「(・・・もう、オチが見えた。)」

由香:「んで?話すの?話さないの?」
にゃ:「話します!話します!!(少しでも寿命が延びるなら・・・)」
由香:「よし、じゃあ まず『スタンド』の語源はから聞こうかしら。」
にゃ:「そっから入るの?」
由香:「口答えは許しません。2度は聞かないからね!」
にゃ:「はひ、『スタンド』の語源は[そばに立つ(stand by me)]という意味から来ていますです。」

由香:「なるほど。では、その『スタンド』とは具体的にはいったい何?」
にゃ:「う〜ん、なんて言ったらいいのか。守護霊のような・・・いや、生き霊みたいな、そうだなぁ・・・生命のヴィジョンと言うべきか・・・。」
由香:「何だか ずいぶんと曖昧ねぇ。まさか嘘付いてるんじゃないでしょうね!」
にゃ:「ち、違う!本当にこういうものなんだって。科学的に立証された訳じゃないんだから・・・」

由香:「まぁいいわ。じゃあ、次の質問。『スタンド』に知能はあるの?」
にゃ:「知能?おいらのは無いけど、自分で行動したり喋ったりするのもいるです。でも、基本的には宿主の言うことはきくから、みんな『スタンド使い』の部類に入るのではと考える所存です。」
由香:「なんか語尾だけが妙に かしこまってないか?」
にゃ:「いえ、そんなことはござりませぬ。(なんとか気にいられなくては、解体されてしまふ・・・)」

由香:「・・・後は?」
にゃ:「へ?」
由香:「他に知ってることよ。なんかあるでしょ。形状とか、特性とか、能力とか・・・」
にゃ:「う〜ん、形状は人によってそれぞれだからなぁ。」
由香:「例えばどんな?」
にゃ:「人型が多いけど、飛行機とか動物とか実体が無くて物に憑いたりとか・・・」

由香:「あぁー、もう面倒くさい!そろそろ読者も飽きてくるから、残りをまとめて話しなさい!」
にゃ:「(なんのこっちゃ?)まとめるとこんな感じでございまする・・・」

   [『スタンド』は『スタンド使い』にしか見えない]
   [『スタンド』を傷つけられると、そのダメージに応じて本体にもダメージを受ける]
   [『スタンド使い』が死ねば、スタンドも消滅する]
   [上は『スタンド』自体が思考を持つ場合は例外がある]
   [『スタンド』は『スタンド』による攻撃でしか倒せない]
   [『スタンド』は、本体から離れるほどパワーが弱くなる。遠隔操作型は例外]
   [『スタンド』は原則として一つだけ特殊な能力を持つ]
   [『スタンド』の中には成長するものである]

にゃ:「・・・いかがなもんでござりましょう?」
由香:「・・・・・・・・・・ふむ。まっ、いいでしょう。」
にゃ:「えっ!じゃあ・・・」
由香:「解体の件は不問に処す。」
にゃ:「あ、ありがとうごぜえますだぁ〜!!!」
由香:「・・・けど、改造はするわよ!覚悟ぉぉぉぉ!!」
にゃ:「やっぱり、これがオチだあああぁぁぁ、ぐわあああぁぁぁぁ・・・」


たけぽんさん、バラしちゃいましたね。おいらが『スタンド使い』だった事・・・。
あっ、いま頭と胴体が離れた・・・。

※ 筆者 一身上の都合により、土日は休載致します。


Written by たけぽん

丁度にゃんさんの頭と胴体が離れようとしていた時、
彼は思った。「そーいえば"殺戮天使"はどーなったのかな・・・」

ZAPPING "殺戮天使"



森の中で蠢く謎の物体があった。たけぽんのかりそめのボディとして由香が作り出した殺戮天使である。
たけぽんがリフレ○ターディ○イスによってこの平行世界から脱出したことにより、宿主の思考が消え、いわばノータリン状態に陥っていた。
しかしさすがは由香の発明品。補助頭脳が活動を始め、ようやく身体のコントロールを取り戻しつつあった。

ぎょーんぎょーんぎょーん・・・

不意に鳴り響いたサイレンに、由香はさして驚きもせず、むしろ「ちぇっ、丁度いいとこなのに・・・」というような視線をモニターに向けた。その顔がみるみる青ざめる。
「えっ?え〜〜〜〜〜っ!?ちょ、ちょっと嘘でしょぉ?」
由香はあわててコンソールに近づき、なにやら調べている。
「ど、どーしたの?(やれやれ、助かった・・・)」
にゃんが由香に訪ねる。
「どーしたもこーしたも、例の殺戮天使が暴走始めちゃったのよ」
「ぼ、暴走って・・・まさか」
「そう、そのまさかよ。なんらかの理由で制御プログラムのリミッターが外れた様ね・・・まずいわ、こんなとこで暴走されたらアタシのせいだってばれちゃうじゃない」
「そーゆー問題じゃないよーな・・・」
さっさと逃げればいいものを、にゃんはついさっきまで改造されそうになっていた自分そっちのけで由香と話している。
由香はため息をひとつつくと、物置をガサゴソと漁りはじめた。
「ゆ・・・由香?お〜い」
「・・・っと、あったあった。こんなこともあろうかと開発しておいた対殺戮天使用リーサルウェポン、その名も「とかれふ君」だ!」
「そ、その名前は命中率悪そうじゃないかにゃあ・・・」
「大丈夫大丈夫。着弾点の半径3メートルが一瞬で消し飛ぶだけだから、近くに当りさえすれば問題ないって」
「・・・(滝汗)」
『逃げるなら今だ!』
そんな声をにゃんは聞いた気がした。
しかしにゃんは行動に出ることが出来なかった。何故かって?
ふっ、惚れたモンに勝ち目は無いってことさ・・・

その頃殺戮天使は・・・補助頭脳の可動に大量のエネルギーを使ってしまい、くたばっていた(笑)。

次回(ウソ)予告!
くたばったかに見えた殺戮天使。しかし、3丁目の亀山さんは餌付けに成功!
そのまま彼の家で養子として育てることになる。今明かされる亀山さんの過去!
チキショウ、涙で曇って続きが読めねぇぜ。
次回、連載小ネタ劇場「伊武雅刀 The Lost One」にフェード・イン!
「ノエルの歴史がまた1ページ・・・」

敬称略してごめんなさい、にゃんさん。

なお、私も土日は休みます。カキコしてたら「あ、休日出勤だな」と思って下され(笑)。


Written by にゃん

< 前回までのあらすじ >
“スタンド補完計画”が失敗に終わった由香だが、いまだ諦め切れてはいないらしい。人体解剖には見切りを付けたが、研究だけは続いている。さて、本日は一変してインターミッション・・・
物語はドア越しから洩れる、由香のこの声で始まる・・・


由香:「――――――――――だったからさぁ、結局ぜぇんぶ失敗しちゃったわけ。」

にゃ:『(おろ?由香がVPしてる。話相手は・・・・・代歩か。誰のとこのだろう?立ち聞きしちゃれ。)』

代歩:「アハハハ。でも由香の腕を持ってしても、補完できなかったんでしょ?やっぱり無理なんだよ。でも、ちょっと見てみたかったなぁ〜。スタンドってやつ。」
由香:「あんたは彼に見せてもらえばいいじゃない。・・・っと、あたしらには見れないんだっけ?」
代歩:「そうそう。でも、もし見れても『早レス3四郎』なんてヘンテコな名前じゃあねぇ〜。」

にゃ:『(たけぽんさんのことだな?)』

由香:「そぉお?あたし好きだなぁ。なんか『プラ○ス3四郎』みたいでカッコいいじゃない。」
代歩:「プラ???」
由香:「ええっ?あんた知らないのぉ?“柔王丸”とか“ミ・レディ”とか“プリティ・ローザ”とか・・・」
代歩:「知らなぁ〜い。」
由香:「あの名作を知らない者がいるとは・・・。浅野真紀のプラレスラー“愛の戦士 チェリーボンバー”を、負傷した3四郎に代わって、不慣れな今日子が操る“柔王丸”で倒すシーンなんか涙もんだよ。」
代歩:「ふぅ〜ん。じゃあ、たけぽんはプラレスラーなんだぁ。」
由香:「ほえ?いや、そうじゃなくて・・・」

にゃ:『(クックックッ・・・。由香も代歩の天然にだけは、かなわないみたい。)』


また由香に見つかると何されるか わかんないので、今日はこの辺で撤退します。


Written by たけぽん

3月3日の私(小ネタで長文)

カテゴリー:
ノエル(PS)

3月3日と言えば!そう、耳の日ですな!
そんなわけで・・・(ネタ提供シトラスさん、ありがとう!)

た「なあ、今日はひな祭りなんだけど、他に何があるか知ってる?」
代「え?何って・・・耳の日でしょ?耳を大切にするっていう・・・あ、わかった」
千「あたしもわかったよ!・・・ちょっと待ってね」
た「何してんだ?画材引っ張り出して」
代「う〜ん。あれって、エアブラシじゃないの?」
千「・・・これでよし!た〜けぽん☆こっちきてミソ」(正座してひざの上をたたく)
た「・・・(なんか不安だなぁ)これでいいのか?」
千「そんじゃま、いくよ〜」
た「ちょ、ちょっと待て!なんだそれは!」
千「これ?インク入ってないから大丈夫だって。ほら、このガスの風圧で耳垢をビューって」
た「(不安的中)おまえそれ試したことあるか?」
千「ないけど」
た「悪いことは言わん。やめとけ。結構きついぞそれ」
千「は〜い・・・」
代「さ、そんじゃあたしがやったげるね」
た「おお、膝枕!(はあと)」
代「ふふっ。千紗都、よ〜く見てなさいね」
た「はふぅ(恍惚)」
代「・・・さ、それじゃ反対側を千紗都にやってもらうわね」
千「は〜い!」
た「ぼかぁ幸せだにゃぁ」
〜しばらく後〜
PiPiPiPiPi・・・
た「あ、コールだ。え〜と・・・相手は・・・にゃんさんだ。どーしたんだろ」
Pi!
た「はい。たけぽんですけど」
にゃ「たすけて〜」
た「にゃんさん、どーしたんですか?」
にゃ「由香にそれとなく耳掃除の事を言ったら・・・」
た「言ったら・・・?」
にゃ「なんか万能耳掃除ロボ"みみかきくん"なんてゆーのを作り出して・・・」
た「で、実験台になりそうだと」
にゃ「さっきテストじゃイスの背もたれに穴開いちゃったんだよぉ」
た「げ、そりゃヤバイわ」
にゃ「ちょっと出力間違っちゃったとか言ってるけど、このままどーなることやら」
由香「ちゃんとパワーをセーブしたから大丈夫だって!早く来なよ〜」
にゃ「あ、は〜い・・・それじゃあ・・・」
た「無事を祈ってるよ」

そーゆーわけで、にゃんさんの命運や如何に!待て続報!(ウソ)
にゃんさん、ネタにしてごめんなさい。


Written by にゃん

≫ た「にゃんさん、どーしたんですか?」
≫ にゃ「由香にそれとなく耳掃除の事を言ったら・・・」
≫ た「言ったら・・・?」
≫ にゃ「なんか万能耳掃除ロボ"みみかきくん"なんてゆーのを作り出して・・・」

ZAPING:“みみかきくん”

Now Loading!
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由香は上機嫌であった。何気ない日常会話から、実験体(にゃん)が自分でわざわざネタを振ってきたのだから・・・。
 由香:「(シシシ・・・♪ どうやって切り出そうか迷っていたのに、カモネギとはこのことだわ)」
 にゃ:「(汗タラ・・・)いや、あの・・・、由香ぁ?そんなに他意があって言ったんじゃないから・・・、その“みみかきくん”はやめよ?ね?」
由香の片眉がヒクッとする。振り向いた顔にある大きめな眼鏡には、窓のこぼれ日を受け白く反射し、
その奥に潜む眼(まなこ)までは伺えない。が、経験上こういう時の由香は恐い目をしている場合が多い。
 由香:「なに?あたしの腕が信用できないってゆうの?」(微怒)
 にゃ:「・・・そういうわけじゃないけど。その“万能耳掃除ロボ”の“万能”がちょっと気に・・・」
 由香:「よくぞ聞いてくれた!あたしもただ耳掃除するだけじゃ、ちょっと物足りなさを感じてさ!」
 由香:「そこで登場したのが、この“思い出君”でも使った超極小CCDカメラ!それとネ♪えーと・・・あった!これこれ、耳掃除用の噴射液に混入するナノマシン“焼雷深灰くん”!!」
と言いながら、由香は嬉しそうにナノ分子顕微鏡のスライドガラスを覗く。僕は言葉を返す・・・
 A :「“しょうらいしんぱいくん”って言う名前からして、僕の方が心配だよ。」
 B :「まあ、由香の作るものだから、心配はしていないけどネ。」

B→○

 にゃ:「まあ、由香の作るものだから、心配はしていないけどネ。」
 由香:「よし!良く言った。今、パワー調整するから、ちょっと待ってて♪・・・」
由香は何やら操作用のコンソールからグリップを握り、隣にある出力計やソナーのような計器に目をやる。
 ≪ヒュィィィィィィィン・・・・・・・・・・・・、ガシュッ!≫
 由香:「あ!」
 にゃ:「ゆゆゆゆゆ、由香ぁ!?(裏声)今、そそそ そのイスの背もたれに穴が開かなかったぁ???」
 由香:「な、何言っての・・・。幻覚よ。厳格!」
 にゃ:「由香、“げんかく”の字違ってるよ・・・」
 由香:「あはは・・・、大丈夫!さぁ、本番行ってみましょう。」
 にゃ:「ちょ、ちょっと待て!さっきのイス・・・うわぁぁぁぁぁ、お助けぇぇぇぇぇ・・・」
意識が薄れゆく中で僕は、由香の作った耳掃除用ナノマシン“焼雷深灰くん”の言葉の語源を考えていた。
が、しかし既に小脳が焼かれているようだ・・・焼かれている?そうか、“焼雷深灰くん”の機能は・・・いや、もうどうでもいい。だって、愛する人の腕の中で最後を迎えられるのだから・・・

BAD END

ヒント:“万能耳掃除ロボ”のパワー調整の後、Bellkarmさんのところの千紗都からVPが入る。
    Bellkarmさんのストーリーからザッピングして、にゃんは耳掃除の危機から逃れることができる。


Written by にゃん

[小ネタ]千紗都でどうだ!・・・参った(爆)

給料日2日前、残金7,105円・・・。ショップにて『千紗都ランチャー』購入!
ポスター付きで6,500円だったから、残金・・・605円。
まさに“千紗都貧乏”状態!(火暴)

以下、たけぽんさんお気に入り(?)の小ネタに続く。

にゃ:「ただいまぁー。買ってきたよぉー♪」
千紗:「またかい?」
由香:「今度は何よ。」
にゃ:「『また』とか『今度は』って・・・、おいらはBe○lkarmさんと違って、衝動や思い入れで買い物をした覚えはないぞ!」(Bel○karmさん、ごめんなさい。m(_ _)m)
由香:「そうだっけ?まあいいや。で?何を買ってきたのよ?」
にゃ:「これだよ、これ!『NOёL タスクランチャー 千紗都だよ!』+ポスター付き!」
千紗:「あぁ!これすっごく かわいいんだよね!!ふむ。ジャケットの写りも良いではないか。」
由香:「(・・・自分で言うか!?)」
にゃ:「ま、とりあえずインストールだ。」

<パソ電:カチッ☆>

代歩:『こんにちはぁ、今日の調子はどう?・・・ねぇ、昨日は何で遊んでくれなかったの?』
由香:「あんた、まだ入れてたの?これ。」
にゃ:「当たり前田の大車輪キック(引き潮)。常用のアプリはみんなここから起動するんだから・・・。」
千紗:「いいから早くインストールしませう!」
にゃ:「そうそう、・・・ちゃぁんと下調べしてハードディスクも500MB空いてるし!」
千紗:「さっすがぁ」
由香:「なに、そんなに食うのこの新しいランチャー・・・。げっ、300MBも使うんじゃない!」
にゃ:「エクスプローラ起動っと・・・」
代歩:『ほいっと!』

<インストール中>

代歩:『ちょっといい?』
にゃ:「へ?・・・あぁ、代歩ランチャーか。・・・よしもうすぐインストールが・・・終わった!」
千紗:「へっへっへっ。起動、起動!」
にゃ:「あぁー、勝手に起動すなぁ!おいらの楽しみがあぁぁぁ!」
代歩:『それでね!』
千紗:『こんにちはぁ!あなたの千紗都でございまするぅ〜。わたしのランチャーをインストールした限りは、もうこの先ずーーーーっといっしょだからね♪』
千紗:「おぉ!なんと。おしゃべりになるではありませぬかぁ〜。」
代歩:『んーとぉ』
千紗:『まずは自己紹介・・・の必要はないかぁ?・・・』
由香:「ああああああぁぁぁ、もう!何が何だか わからぁぁぁん!」


そんなこんなで後2日を605円で過ごさねばなりませぬ。(実話)
でわでわ!!


Written by たけぽん

某月某日・・・っていうか今日(笑)

た「じゃじゃ〜ん☆たすくらんちゃあ〜」
代「な〜に、そのドラ○もんみたいなしゃべり方は」
た「来たのだ来たのだぁ!タスクランチャー千紗都だよっ!が」
千「へぇ〜、たけぽんもようやくワタシの魅力に気づいたのかぁ」
代「むっ(微怒)た〜けぽん、まさかアタシのランチャー、消してしまうとか言わないわよねぇ〜」
た「あわわわ、そんなに険悪にならないで・・・早速インストールしてみませう」
千「え〜と、ディスクをセットして・・・インストール開始・・・っと」
・・・・・・
た「おっ、終わったみたい。それじゃ早速・・・」
千「起動だね」
た「代歩ランチャーを先に起動しませう」
千「おいおい」
代「うふふ(はあと)、やっぱりアタシが一番よねぇ」
た「それ、千紗都ランチャー起動!ポチッとな」
・・・・・・
代PC「悲しいなぁ」(強制終了エラーメッセージ)
た「あうう、いきなり強制終了(泣)」
千「あ、あはははは・・・。なんかの間違いよ。もいっかいやってみ」
代「・・・!(笑いをこらえている様だ)」
代"(ランチャー)「ん〜とぉ」
た「そんじゃま、起動アゲイン!」
千「おお、今度は上手くいったみたいだね」
た「ふう、一時はどうなることかと」
千「あ、なんか言ってるよ」
千"(ランチャー)「キミの星座位は言えるよ。キミは・・・」
た「キミは・・・?」
千「なんも聞こえないよ。どうしたのかな」
た「ちょっと待て!なんか聞こえるぞ!」
代"「す〜、す〜、す〜」
た「うわっ、代歩寝てるよ!」
代「アタシは起きてるわよ」
た「だからランチャーの方の代歩だって」
代「ありゃ、ホントだ」
た「起こせ起こせ(クリッククリック)」
代「あん、そんなとこ触っちゃだめだってぇ(はあと)」
た「あうう、クリックしてるのはランチャーの方だってば」
代"「ふわぁ〜」
た「起きたぞ。千紗都ランチャーの方は?」
代PC「悲しいなぁ」
た&千「うわ、また強制終了だぁ!」
・・・・・・
てなわけで、かなり紆余曲折を経ましたが、なんとか
まともに起動するようになりました。でもたまに止まる(泣)。
あと、データベースのムービーが音声だけしか再生されないんですぅ。だから画面まっくら(泣)。大阪じゃ見れなかったCFがぁ。

私信:にゃんさん、残金605円って・・・。
3週間前から先週末まで私の所持金は常に218円でしたけどね(爆)。
・・・自慢にならないか。


Written by にゃん

○ とある私道
『あ〜おぉ・・・』
千紗:「おやぁ?あれに見えるはモグラの行き倒れ!?」
『あ〜お、あ〜おぉ・・・』
千紗:「よっ!うわっ、おもぉ〜。―――― おいおい。君、少しダイエットした方がいいゾ。」

○ にゃん家
< ぴんぽ〜ん♪――― カチャッ >
千紗:「ふぅ・・・、ただいまぁ。誰かいるぅ〜?」
にゃ:「おう、おかえり。―――ん?何だ、そのタヌキは?」
千紗:「太ってるけど、タヌキじゃないよぉ。これはモグラだよぉ・・・たぶん・・・。」
にゃ:「いやぁ、色からしてタヌキ科の仲間だと思うけど・・・。」

由香:「ちょっと、何さっきから玄関先でウダウダ言ってるのよ!―――あら?それ・・・」
にゃ:「由香、知ってるのか?このタヌキ。」
千紗:「モグラだってばぁ!」
由香:「はぁ(溜息)・・・。それ、モグラでもタヌキでもないわよ。」
にゃ:「じゃあ、なんなんだよ。」
由香:「た・ら・ふ・く!代歩のとこの飼い猫よ。にゃんも何回か見たでしょ!?」
にゃ:「・・・そう言われてみれば。――― でも、代歩のたらふくが、何でこんなとこにいるんだよ?」
由香:「そんなこと、あたしが知るわけないでしょ! とにかく、家に帰してあげましょ。」
千紗:「どうやって?」

由香:「ふっふっふっ・・・、久々にあたしの発明品が生かされる時が来たようね。」
にゃ:『(悪い予感が・・・。)』
由香:「天才由香ちゃんの今世紀最大の発明品!―――『転移無法』くぅぅぅん!!」
千紗:「おおっ!名前からして物質転送機ですな?(末尾の“無法”が気になるところではありますが・・・)」
由香:「そう、その通りよ。千紗都!ちなみに名前の由来は“天衣無縫”の“詩文などで技巧のあとがなく、自然で美しく完全に作られていること”の意から来てるのよ。」
にゃ:「しかし、大丈夫かぁ?動物とかの生き物を転送機なんかで運んで・・・」
由香:「論より証拠!ほら、たらふく貸して―――。ぐっ、重い・・・たらふく!あんた少しは痩せなさい!」
『あ〜おぉ?』

< ドサッ☆ >
由香:「ふう、じゃあ行くわよ!スイッチ、オン!!」

< ヒュイイイィィィィン・・・・・・・ボヒュッ!! >
由香:「よし、これで大丈夫!」
千紗:「よかった、よかった。さぁ、おやつにしよ!」
にゃ:「・・・なあ、由香ぁ。ほんとにあれで大丈夫なのか?」
由香:「疑り深いわねぇ。植物とかでの実験は完璧なんだから!」
千紗:「えぇ!?じゃあ、動物での実例は・・・」
由香:「ないわ。あれが初めて。」
にゃ:「そんな・・・。じゃあ、たらふくはどうなったんだよ!」
由香:「うっさいわねぇ!そんなに心配なら見てきてよ!」
にゃ:「“見てきて”って、どうやって?・・・・・・まさか!?」
由香:「とーぜん!」< ゲシッ☆ >
にゃ:「うわあああぁぁぁ・・・。由香!ちょ、ちょっと待ってく―――」
由香:「はい、いってらっしゃぁ〜い。」
< ヒュイイイィィィィン・・・・・・・ボヒュッ!! >



○ 代歩家前
< ドシャッ☆ >
にゃ:「あいたた・・・。おいら、怪我人なのに・・・。」
『な〜おぉ♪』
にゃ:「おぉっ!たらふく、無事か!?――― そう言えば、おいらも平気そうだし。やるじゃん!由香。」

○ にゃん家
千紗:「にゃん、無事に着いたかなぁ?」
由香:「千紗都。心配ならあんたも転移してみる?」
千紗:「いえいえ、めっそうもございませぬ!――― でも送ったはいいけど、どうやって返送するんです?」
由香:「あっ・・・」

○ 再び代歩家前
にゃ:「おぉ〜い、由香。そろそろ返してくれぇ〜・・・。お〜い、聞こえてるかぁ〜・・・お〜い・・・ぉ〜ぃ・・・」


いや、なに・・・。レンタルビデオ屋で『ザ・フライ2』を借りて見たもんで・・・。


ritten by 御伽草子

謎A『なんだかんだと聞かれたら』
謎B『答えてやるのが世の情け!』
謎A『愛と正義の悪を貫く』
謎B『ラヴリーチャーミーな敵役!』
謎A『ソウシ』
謎B『ソウジロウ』
ソウシ『萌へ萌へ団の二人には!』
ソウジロウ『ホワイトホール!白い夜明けが待ってるぜ!』
謎C『な〜んてね♪』
謎C『って、な〜んであたしが猫のキグルミ着なきゃいけないのよ!』
ソウシ『前に一度トナカイのキグルミ着てたじゃない。』
由香『それとこれは別!それにあんた達だってどっかで聞いたような台詞を...』
ソウジロウ『まあまあ、ともかくノエレンジャー及びNORVの連中がいない間にさっさと用事を済ませよう』
由香『じゃあ、転送実験用にあそこにいるたらふくをゲットしなさい!』
ソウジロウ『ええ〜っ』
ソウシ『(ボソ)ただ単に自分の役の代わりがほしいだけじゃないの』
由香『何か言った?』
ソウシ『い、いえ何も!』
ソウジロウ『それじゃ、いっけぇ〜!会話ボール!!』
たらふく『にゃ!!』
ソウシ『脅してチキン化させてどうするの!!』
由香『まったくだわ!とっとと捕まえてきなさい!さもないとぉ〜...二人とも解っているわね!』
ソウシ&ソウジロウ『ラ、ラジャー!!』



由香『捕まえてきたようね。じゃさっそく、実験♪実験♪』
由香『座標セット!座標確認!これより転送しま〜す♪』
ウィーン...
由香『転送終了!さっ、帰るわよ。』
ソウシ&ソウジロウ『へぇ〜い...』

こうして、転送の失敗によりたらふくがにゃんさんの千紗都に拾われたのでした...

そのころ本部へ到着した萌へ萌へ団...
由香『あれ?たらふくがいない...探しなさいあんた達!』
ソウシ&ソウジロウ『へぇ〜い...』

(ああ、落ちがない...)


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