比較的マイナーかな?


ガンドレス(PS)

その完成度の低さ(ってゆ〜か未完成)で一躍有名となり、全国のマニアさん達に「こんなことなら見ておくんだったぁ〜!」と後悔させたあの「ガンドレス」がPSゲームに!
もう最初から地雷としか判断できない作品ですが、とりあえずやってみました。
内容はと言うと、
「ガンドレス」キャラを使った中途半端な「サクラ大戦」
以上です。
まず、アドベンチャーパートがありまして、ガンドレスのキャラ達の組織であるエンジェルアームスのマネージャーとなって行ける所をうろうろすると話が進んで戦闘パートになって勝てば次のエピソードとゆ〜、まったくもってサクラです。ついでに言うと隊員には信頼度があって、アドベンチャーパートでの会話2択によって上下(9割方は上の選択肢でOKです(爆))、戦闘前のステータス画面で笑っていると高い、怒っていると低いと判断可能。更には各エピソード1キャラのシャワーが覗けるとゆ〜ところまで徹底してます(核爆)。
んで、戦闘なんですが、いたってシンプルな画面。戦闘アニメはポリゴンですが、わざわざ読み込むのでかったるい事この上なし。サターンの「Ronde」を思い出させます。
マップは探索した所のみ表示されるタイプですが、ラグナと言う端末を見つければあるキャラの能力で全マップを表示可能。マップ構成は部屋と廊下とに分かれ、いくら廊下の先の部屋に敵が見えていようとも、部屋から部屋への攻撃は不可。ユニットはハンドガンを持っていれば移動後攻撃が可能だが部屋がまだ探索してない場所であれば攻撃不可。それがたとえ敵ユニットの真横に行ってもです。ですから基本的に部屋毎に攻略するという形を取らざるを得ないのでかったるい。全面通して必勝法は
1.ラグナを見つけてマップ表示
2.全員でぞろぞろ移動して1ターンで部屋のユニットを全滅
これだけ。
ちなみに部屋内なら敵がいくら離れていても近接武器のナックルで攻撃可能。変です。
この戦闘パートの一番の難点は敵に思考があるとは思えないこと。
全面通して移動する敵ユニットは数体のみ。攻撃も単に一番体力の低いものから狙うだけ。取り囲んでボコろうが微動だにしません。ラスボスまでこれだからねぇ・・・。
あ、肝心なことを忘れてました。このゲーム、初回版(しか出てないでしょうが)にはデータディスクってのが付いてきます。これがもぉ最高でして、キャラ設定画とかシナリオとか絵コンテとかが見れるのですが、シーンのセルが強烈。ちゃんと色を塗った完全版が基本的に収録されているのですが、そのセルの上をカーソルを動かすと変な音がする場所があります。そこでボタンを押すと公開当時の一色セルが拝めます。はっきり言ってこの為だけに買っても損は・・・あるか、やっぱ(爆)。
ついでに初回版には公開時のフィルムも付いてきます。2色でした(爆)。
あっと話がそれた。
まぁやっても時間の無駄っぽいソフトですのでオススメはしません。
・・・最大の問題はスタッフロールが終わるとフリーズする点でしょうね。


君の気持ち、僕のこころ(PS)

憑依の超能力を身につけた主人公な恋愛ADV。主人公の家族が超能力一家だったりとなんか設定が「きまぐれオレンジロード」みたいです(笑)。
まぁそれはそれとして、ポイントは憑依システム。移動時に憑依できるキャラがいる時はそこにキャラのアイコンが表示されます。例えば教室にAとBのキャラがいるとします。この時プレイヤーはAに憑依するか、Bに憑依するか、それとも教室へ直接行ってAとBに会うかどうかを選択できるわけ。んで、この選択により、Aの視点からBの打ち明け話を聞いたり、Bの視点から今後の予定を聞き出したり、AとBとに会って約束をとりつけたりできるわけです。
この辺が結構上手くまとめられていて、1ヶ月という短いプレイ期間ともあいまって「今回はこうなったけど、次回はこうしてみよう」という再プレイの意欲を持たせてくれます。
んで、ヒロインはメインが3人。幼なじみの押し掛け女房的キャラの勇花、優等生でお嬢様な彩、巫女さんの千晶。でもってサブヒロインとして(ちゃんとEDあります)2周目から出てくる謎のクールビューティーえみりと、保険医さんの裕子。更には幼なじみで親友の啓吾(男)とのラブラブEDもあったりします(爆)。またかよTAKARA・・・。
キャラデザは青木哲郎。どっかで聞いた名前だニャーと思ったらガンドレスでした(笑)。全体的に胸がでかいです。
グラフィックも憑依してあの娘のプレイベートに・・・っつ〜シチュエーションからか少しHテイスト。でも悲しきはPS倫理。それほど期待できるもんでもないっス。
ストーリー的には最初は結構能天気なんですが、後半になるにつれてシリアスな話になってきます。軽い話だと思っていたら不意をつかれるかも知れません。ごめん私不意つかれてちょっとグッときちゃった(^^ゞ
んで、欠点。システム周りに問題が多いみたいで、絵の上にテキストが重なるタイプなのだがちと読みにくかったり、テキストのスキップは可能だが読み返しが不可だったり、効果音のスキップが不可だったり、画面切替え演出がちょっとくどかったりします。
それから、EDがバッドED含めて28個もあるんですが、条件がわかりづらかったり一見全く関係の無い選択肢が実は重要だったりと、難易度が理不尽に高いことがあげられます。
最後に、辞書機能に意味も無くミクロマンのストーリーがやたらと入ることはいくらメーカーがTAKARAだといってアレだと思います(笑)。


個人教授(PS)

なんだかタイトルだけ見ると妖しげで、下手すると18禁ゲーっぽいが、PS用の恋愛SLGである。
大学生の主人公が、高3の受験生の娘の家庭教師となって志望校に入れるように指導し、時にはデートなんぞをしたりしてラブラブにもなっちゃう。みたいな内容です。
これを買った理由はキャラデザが私的に気に入ったことと、声優の半場友恵さんが声をあてたキャラがいるってことです。
まさかこれほどハマるとは・・・。
とにかく教えている時に出される問題が曲者で、中学程度の授業内容から主に出題されるわけですが、もう忘れてるんやね。歴史とか。
おかげで英語や国語辞書、果ては妹の歴史の教科書なんぞまで動員してプレイすることに。それが楽しかったりもする。
ゲームシステムとかの話になると、1年という期間を1週間毎のスケジュールでプレイしていく形でちと長ったらしい印象があったり、イベント条件が結構シビアなので1プレイで遭遇する数が少なくなって余計間延びした感じがすることあたりはマイナスか。
あとガールフレンドとのEDが存在しないあたりも不満(爆)。
で、私がハマッた要因の一つとして、クリア後に今までそのヒロインに費やしたプレゼント代とデート費用が出るのだが、この貢ぎ額をどれだけ多く出来るかに意味も無く熱中してしまい、最大で1キャラに130万貢ぐ所まで行き着き、開発者の方に驚かれました(^^;)普通にやってるとせいぜい20万くらいなんですけどね。
てなわけでギャルゲーできっちり全キャラクリアするのって結構珍しいんですけど、これはお邪魔キャラでもあるガールフレンド2人も含めて8回クリアしました。でもイベント制覇は夢のまた夢です・・・。


M〜君を伝えて〜(SS/PS)*PS版をプレイ

「伝われへんっちゅ〜ねん!」
交換日記を小道具として使った恋愛SLG。
あとはなんかパラメーター上げとかがあって退屈らしい。
というのも私、キャラ設定してヒロイン決めた地点で止めましたから(爆)。
以下は貸してくれた友人のコメントより。
最大の問題は交換日記にある。
ヒロインはちゃんと長々と日記を書いてくるのに対して、プレイヤーが出来ることは3つある選択肢で選べる1行レス。
これでどうやって伝えろっちゅ〜ねん。
そんなわけで、アイデアは良かったかもしれないがゲームとしての昇華に失敗した素晴らしい見本と言えましょう。企画倒れ。


フォトジェニック(PC/SS/PS)*サターン版をプレイ

PCゲームの移植というか、同時開発というか。なんだかキャラ絵の切替えがパソゲーっぽいナリ。
話はカメラマンが被写体と接するうちにラブラブになる・・・でいいんかな。
なんかセンチ2みたいですな。違うけど。
折角シャッターチャンスがあっても撮影技術(パラメーターがあるのだ)が低いとピンぼけになったりしていや〜ん(アルバムモードにもピンぼけのが入る)なので地道にパラメーターを上げなきゃならんかったりする。でも後半は上限にぶち当たってやることなくなったり・・・。
で、デートというより撮影会みたいな休日イベントですが、なんだか失敗することが多くて攻略本必須?みたいなんですけど攻略本って出てたかなぁ・・・。見当たりません。
自由行動時に移動できる場所が多すぎてどこ行けばいいのかわからんかったり、期間が結構長いので繰り返しプレイに向いてないのが難点ですな。
イベントグラフィックは結構気合入ってまして良い感じ。で、なんだかEDがやたらと多いですこのゲーム。被写体の3人以外にもサブキャラとのEDがあるみたいでして、どれだけプレイしたらいいんだ?って状態。極めるにはかなりの忍耐が必要かも。


ゆうわくオフィス恋愛課(PS)

タイトルがなんかヤバすぎ(爆)。
「ツアーパーティ〜卒業旅行へ行こう!〜」の続編というべきか。前作はボードゲームなうえ、男同士・女同士でもラブラブになれるというやべぇ内容(一部やおい女性達に受けたらしい)でしたが、今回は恋愛SLGとなってターゲットは女性のみとなっております。続編って言ったのは前作の女性キャラがいっぱい受け継がれているから。
簡単に内容を説明すると、とある企業に就職した主人公がプロジェクトとか成功させて仕事をこなしつつ、女性社員だけでなく女社長までターゲットにしちゃうとゆ〜ある意味豪快な内容。ウリはPSの限界に挑んだらしいえっちなシーンだそうだ。・・・ただ単に真っ暗な画面で「あっ・・・」とかゆ〜声がするだけなんだけどね。
難易度で言うとヌルイかも知れぬ。かなり楽にラブラブになれるのはい〜のだが、ウリとまで言った肝心のデートの後のイベントが何回やっても同じってのがアレである。せめて数パターン用意しないとねぇ。
あと、CGモードがついてないのが難。林家ファン号泣。


風の丘公園にて・・・(PS)

サンダーフォースのテクノソフトが何を思ったのか作ったノベルタイプのギャルゲーです。
鬼のように選択肢が少ないのがポイントです(核爆)。
同人CG作家としてかなり有名らしいC次郎氏が原画から着色に至るまで関わっているそうで、かなり気合いを入れたイベントグラフィックが見れます。ちょっと首が長い気がしますが。
声優も結構豪華なんですが、あんまり喋らないのが残念。なのにおまけのラジオドラマは延々喋ります(爆)。
出来としては、C次郎氏のファンなら・・・って程度ですね。あと声優のファンとか(^^;
製作元のテクノソフトもゲーム開発撤退だそうで、悲しい限りです。


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